人生のある一定の時期によく耳にしていた音楽が流れてくると、それがある感情や記憶を呼び起こすということはよくあることだろう。私の場合、Talking Headsの"Wild Life"と"Girlfriend is Better"を聴いたときの反応がそれで、憂鬱な高校時代の通学時間の風景が、ほぼ反射と言っていいほどの早さで、脳裏に甦ってくる。懐かしいとか楽しかったことであるとか、そんな良い思い出ではない性質の、そのネガティブな想起のされ方については、あまり話題にされていないように思う。
ただし、ここでそれについて深く掘り下げるようなことはしない。
最近にこれらの動画を再生したとき、かつてのような即時的な反応はもはやなく、何も感じない自分がいることに気づいたからだ。どうも忘れっぽくなっているらしい。
Talking Heads Wild Wild Life (HQ)
Talking Heads - Girlfriend Is Better (Stop Making Sense)
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