2016/09/02

2016/09/02

パーツクリーナーを買ったので、自転車のメンテナンスを実行する。数週間前から、左ペダルを踏んだときに異音がするのが気になっていた。外した左ペダルのシャフトを回してみると、グリスが切れかけているのか、ゴリゴリした感触がある。分解してグリスアップすることにする。MKSのシルヴァンロードという金属製ペダルにholdfastのペダルストラップを少々強引に取り付けているが、ペダルのシャフトを抜くために蓋を外さなくてはならない。この蓋外しのための専用工具は、持つ部分がどうにも短いように思う。力が入りにくい。大汗をかきながら蓋を外し、グリスを塗って元に戻す。一連の作業の直後はスムースな回転をするのだが、乗っているうちに、なぜか左ペダルだけがどんどん締め込まれていき、回転が鈍くなってしまうのだが、これは自分の漕ぎグセのせいか。以前使っていた樹脂製のフラットペダルでも同じ症状が出たので、シルヴァンロードが悪いわけではないと思う。
ついでにクランクも外し、チェーンも外して洗うことにした。BBは面倒なので増し締めにとどめる。チェーンはパーツクリーナーではなく、油絵用の筆洗油で洗っている。昔、油絵を書いていたことがあり、その残りを転用している。成分を見るとほぼ灯油である。冷凍食品のグラタンが入っていたアルミ皿に筆洗油とチェーンを投入し、しばらく放置する。それにしても床に膝をついて作業するのがつらい。作業台を作るべきなのかもしれない。チェーンを筆洗油の皿から取り出し、ウェス代わりの使いふるしの靴下で拭く。なんとなくリアホイールを外し、左右入れ替えて固定ギアからフリーギアにした。自分は固定ギアでも、ブレーキを使わないと止まれない。それならいっそフリーにしてみるかと思い、そうした。ホイールを取り付け、チェーンを装着する。今回はチェーンオイルに防錆オイルを使うことにした。粘度が低いので長持ちはしないだろう。前後のタイヤの空気も入れる。最近なぜだか空気が抜けるのが早い。チューブの交換時期だろうか。いつもなら、メンテナンスのあとにすぐに乗り心地を試すのだが、今日はこうしてブログを書いている。