2018/10/21
上野駅から公園を抜けて三ノ輪方面へ歩く
住宅街を縫うように歩いてジョイフル三ノ輪商店街にたどり着く
洒落たコーヒーショップもあり食料品店も現役でアーケードのかぶさった道も行き交う人で賑わっている 商店街を通り抜け、円通寺の巨大な観音菩薩に一瞥くれて隅田川へ向かう 川を渡れる場所を探して歩き、尾竹橋を発見する 隅田川と荒川を超え、土手沿いを心霊スポットとして名の知れた江北橋方面へ行く 日差し強く、日焼け止めを塗ってきたのは正解だった 途中スケートボードに乗った男性を見かけてその速さに、ひらけた場所での移動手段としての有用性に目を見張る 適当に写真を撮りながら歩き、江北ジャンクション下で土手から外れ、北東方面に足を伸ばしてみる このあたりはいかにも郊外といった感じで、傾いた日差しと乾いた街並みになんとなく郷愁めいたものを覚える コンビニで飲み物とパンを買い、近くの公園で休憩 公園では子どもたちが鳩に駄菓子などを与えていた 再び江北ジャンクションまでもどり、もと来た土手を引き返す 扇大橋を渡って荒川を超える そのまま荒川と隅田川に挟まれた川沿いの道を歩く 自転車、ジョギング、犬の散歩をする人々など、それぞれがそれぞれの活動をしているのが、ここではわかりやすく視認できる 尾竹橋近辺から隅田川沿いを歩き、千住大橋を超え、南千住駅を過ぎ、泪橋交差点を東進して、千住のガスタンクを横目に再び隅田川沿いに出て、白鬚橋を渡る 途中、夕焼けの向こうに富士山を見ることができた ここまで来たら、と思い南進して、ついにスカイツリーまでたどり着く なんとなく東京ソラマチに入るも、特にすることがなく呆然と立ち尽くす いっそスタート地点の上野まで…と思い、再び歩きだす もう足の疲れなどはどうでもよくなっている 途中たばこと塩の博物館があるのを確認し、渋谷からここに移転したのか…などと、一度も入ったことのない博物館に思いを馳せる 浅草寺の裏口から雷門を抜け、上野駅に到着 何を思ったか、さらに秋葉原方面に歩くことを思い立ち、最終的に小川町からメトロに乗って帰宅したのだった 総歩行距離、31.7kmの徘徊であった
2018/10/29
徘徊録0008
2018/10/06
西日暮里から徒歩で荒川まで出ることにする
日差し強し、日焼け止めをしっかりと塗る
北東へ向かって歩く 大通りを避けて裏道を歩いていくと、普段歩くような地域と比べて古い建物が多く、それも現役で残っていることに気がつく
昼日中に人の住まうヨソの家を撮ることに躊躇いがあり、カメラを向けることが少ないのだが、これは乗り越えるべきハードルなのかそうでないのか、わからないでいる
都電荒川線沿線から付かず離れずといった感じで歩き続け、途中乾物屋のような店でガムなどを買う 幼少時に通ったような店がここでは現役続行している
北区豊島団地付近に差し掛かり、コンビニでパンとコーヒーを買い、荒川土手に向かう
途中、道路脇の木立のなかに大量の小鳥たちが飛び交っているのを見る
野生化した外来種のインコが都内で大量に繁殖しているらしい
荒川を渡って土手に腰掛けて、パンを食べコーヒーを飲む 6,7年前に同じ場所に来たことを思い出す 河岸の風景はどこも変わっていなかった
荒川と隅田川に挟まれた低地を進む 左手の隅田川沿いには灰色の壁が続いており、街灯もまばらな暗い道を唐突に工場の眩しい照明が照らしているなど、普段歩くような市街地にはない不思議な風景が見られる場所だった
岩淵水門を通り過ぎる 真っ暗な道の向こうに川口らしき街の灯りが見える 暗闇のなかでも数人のランナーが走っており、皆リフレクターやライトをしっかり装着している
新荒川大橋を渡り、赤羽駅へ向かう 駅周辺の飲み屋街の人だかりを抜けて、電車にて帰宅
西日暮里から徒歩で荒川まで出ることにする
日差し強し、日焼け止めをしっかりと塗る
北東へ向かって歩く 大通りを避けて裏道を歩いていくと、普段歩くような地域と比べて古い建物が多く、それも現役で残っていることに気がつく
昼日中に人の住まうヨソの家を撮ることに躊躇いがあり、カメラを向けることが少ないのだが、これは乗り越えるべきハードルなのかそうでないのか、わからないでいる
都電荒川線沿線から付かず離れずといった感じで歩き続け、途中乾物屋のような店でガムなどを買う 幼少時に通ったような店がここでは現役続行している
北区豊島団地付近に差し掛かり、コンビニでパンとコーヒーを買い、荒川土手に向かう
途中、道路脇の木立のなかに大量の小鳥たちが飛び交っているのを見る
野生化した外来種のインコが都内で大量に繁殖しているらしい
荒川を渡って土手に腰掛けて、パンを食べコーヒーを飲む 6,7年前に同じ場所に来たことを思い出す 河岸の風景はどこも変わっていなかった
荒川と隅田川に挟まれた低地を進む 左手の隅田川沿いには灰色の壁が続いており、街灯もまばらな暗い道を唐突に工場の眩しい照明が照らしているなど、普段歩くような市街地にはない不思議な風景が見られる場所だった
岩淵水門を通り過ぎる 真っ暗な道の向こうに川口らしき街の灯りが見える 暗闇のなかでも数人のランナーが走っており、皆リフレクターやライトをしっかり装着している
新荒川大橋を渡り、赤羽駅へ向かう 駅周辺の飲み屋街の人だかりを抜けて、電車にて帰宅
2018/10/14
徘徊録0007
2018/09/23
二子玉川から自由が丘までを歩く
駅前は大型商業施設がすべての中心になっているようで、あらゆる生活がそこに完結している感覚があった 日差し強く、日焼け止めを塗っていくが、首の後ろに塗り忘れ、徐々に皮膚が焼けていくのを感じながら多摩川沿いを歩く 田園調布に差し掛かり、スターバックスでアイスティーを買い、喉を潤す 近辺は高低差があり、きつい急坂を登りきると、それなりの眺望が得られる 自由が丘、初めて来た 人が多く下北に似ているが年齢層はそれよりも高い 古本屋古着屋雑貨屋など見て回り、二子玉川へ引き返す 途中、九品仏浄真寺に立ち寄り、広さと建造物の多さに些か驚く 尾山台等々力上野毛と大井町線沿線を歩く 以前、等々力渓谷に来たことがあったような気がするが、来ていない気もする 二子玉川に戻りデパ地下で冷麺を食べて帰宅 写真はほとんど撮らず
二子玉川から自由が丘までを歩く
駅前は大型商業施設がすべての中心になっているようで、あらゆる生活がそこに完結している感覚があった 日差し強く、日焼け止めを塗っていくが、首の後ろに塗り忘れ、徐々に皮膚が焼けていくのを感じながら多摩川沿いを歩く 田園調布に差し掛かり、スターバックスでアイスティーを買い、喉を潤す 近辺は高低差があり、きつい急坂を登りきると、それなりの眺望が得られる 自由が丘、初めて来た 人が多く下北に似ているが年齢層はそれよりも高い 古本屋古着屋雑貨屋など見て回り、二子玉川へ引き返す 途中、九品仏浄真寺に立ち寄り、広さと建造物の多さに些か驚く 尾山台等々力上野毛と大井町線沿線を歩く 以前、等々力渓谷に来たことがあったような気がするが、来ていない気もする 二子玉川に戻りデパ地下で冷麺を食べて帰宅 写真はほとんど撮らず
2018/09/17
徘徊録0006
吉祥寺美術館に小貫政之助の絵を見に行く
絵を見ながらいろいろ考えるも、キャンバスや板に絵の具が盛られて眼の前にあるのを確認しながら「存在だナァ」とか「実体化してるナ」などといった気の抜けた感想に落ち着くのだった と言ってしまうと、作品があまり心に響かなかったように受け取られてしまいそうなので言っておくが、絵はそれなりの爪痕を自分に残した それぞれの絵を何度も隈なく見て回ったし、いつもは買わないポストカードも一枚購入したのだ ただ絵から感じたものがなんなのかよくわからないでいる
その後はいつもどおりボンヤリと街を徘徊 KALDI、ヨドバシカメラ、オッシュマンズ、その他食料品店などまわる SONYのA7IIあたりに買い替えるのがいいんだろうなと思いつつ、実際手にしてみるとどうにもそそられない GretchのDuo Jetのルックスは非常に好もしいなと思いながらハードオフの楽器コーナーに佇む 井の頭公園に行く ここでようやくカメラを取り出す こんなに暗かったかなと思い、これはLED街灯を導入してないからと気づく 暗いは不便で危険だが、情緒のない眩しさに比べればマシ、こんなことを思えるのも自分が健康体の男だからだな、と考える 公園を出て古本屋に入る 古本屋には古い詩集がたくさんある 詩シーンに明るくないもので、この作者はどういった位置づけの人なんだろうかと考える そんなことより言葉を味わえよと自分に言う 帰り道に三脚立てて数枚撮る 最近カメラの液晶ではちゃんと撮れてるように見えてもパソコンで確認すると黒つぶれしてるということが多く、念のためにRAWで保存しておく 中央線沿いの街を歩いているとなんともいえない煮えきらなさを感じる 街と自分、そもそも街なんてものは自分に関係なかったのかなと思う などと考え、こんがらかりながら帰宅
2018/09/13
徘徊録0005
雑司が谷から護国寺近辺を通る
個人商店が多く生き残っていることに驚く
若者もそれなりに住んでいるように思える
ただ、外国人は少ない印象
店、というやつに入ることが少ないので、こういった街に来ても、自分には関係ないナ、といった感じでやり過ごしてしまう傾向にあるが、街並み自体は変化があって好ましく思える 古びた看板や建物、特に商店が現役でいるところを見るのは面白い
徘徊録0004
2018/09/11
上高田付近を軽く偵察してみる
昨日から気温が急に低くなり、本来なら秋めいた空気と言ってもいいはずだが、特有の匂いや風は感じられず
毎年「こんなものだったかナァ」などと思っている気がする
8月、盆あたりにいくらか涼しい日があった
あのとき感じられた気配が今はないということは、季節の変わり目というやつは単なる気温の変化ではなく、年に一度だけ姿を見せる妖怪みたいなものなのかもしれない
上高田付近を軽く偵察してみる
昨日から気温が急に低くなり、本来なら秋めいた空気と言ってもいいはずだが、特有の匂いや風は感じられず
毎年「こんなものだったかナァ」などと思っている気がする
8月、盆あたりにいくらか涼しい日があった
あのとき感じられた気配が今はないということは、季節の変わり目というやつは単なる気温の変化ではなく、年に一度だけ姿を見せる妖怪みたいなものなのかもしれない
2018/09/09
徘徊録0003
落日前に軽く徘徊しようと、X-E1とRokkor-SI 28mmとMD ZOOM 75-150mmを持って出る 斜めになったけだるい光線の感じが頭にあったので望遠レンズを持ち出してみたが、どう使っていいかわからず、とりあえずまっすぐに道が伸びてるところがいいだろうと、甲州街道に出る 結局、甲州街道を軸に西原幡ヶ谷笹塚とぼんやりと歩いただけで、止まる気配のない汗をぬぐいながら、京王線沿線と自分とは相性がよくないという後ろ向きの認識を新たにしたのだった 西原のあたりはその高低差から、木々や建物のあいだのわずかな隙間から眺望の片鱗がうかがえるようなところもあるが、密集した住宅街でははっきりとした眺めを得られるような場所は見つからなかった 古い家、ひょっとしたら空き家も多いように見えるが、それなりに人は歩いており、若者もいる どういった人たちがここを歩いているのかよくわからず、自分からするとすこし不思議な感じもする 望遠は使わずじまいで帰宅
2018/09/08
徘徊録0002
どこに行こうかとgoogle mapを睨みながら過ごしていると、15時になっていた
出かけるに際して、どうも気負いすぎる傾向にあるのだが、持っていく荷物の多さにくわえて、この過ごしにくい気候とくれば、そうなって当然だとも思う
近所のスーパーや自販機に行く気軽さで外に出るのがよかろうと思い、遠出はやめた
日中、太陽の出ている間は中野あたりをぶらつき、夜は夜でどこかに出かけようと腹を決める
昨晩と同じようにX-E1とTakumar28mmを持って出る
自分にとって中野はなんらかの用事を果たす街で、徘徊する目的ではあまり行かないのだが、やはり歩いていてどうにも乗り切れず、といった感触であった
昼に写真を撮るということをあまりしないせいか、カメラの設定をどうすればいいか、いまいちピンときていない 結果シャドーを強めたりしているうちに陽が落ち、煮え切らないまま帰宅することになったのだった
今日の夜の行き先はまだ決めていない
出かけるに際して、どうも気負いすぎる傾向にあるのだが、持っていく荷物の多さにくわえて、この過ごしにくい気候とくれば、そうなって当然だとも思う
近所のスーパーや自販機に行く気軽さで外に出るのがよかろうと思い、遠出はやめた
日中、太陽の出ている間は中野あたりをぶらつき、夜は夜でどこかに出かけようと腹を決める
昨晩と同じようにX-E1とTakumar28mmを持って出る
自分にとって中野はなんらかの用事を果たす街で、徘徊する目的ではあまり行かないのだが、やはり歩いていてどうにも乗り切れず、といった感触であった
昼に写真を撮るということをあまりしないせいか、カメラの設定をどうすればいいか、いまいちピンときていない 結果シャドーを強めたりしているうちに陽が落ち、煮え切らないまま帰宅することになったのだった
今日の夜の行き先はまだ決めていない
徘徊録0001
X-E1、takumar28mmとW.Rokkor-SI28mmをバックパックに入れて三脚を持って出発
山手通りを軸に板橋近辺を徘徊する
すべて三脚での撮影で胸くらいの高さにカメラを据える
このあたりはほぼLED街灯だが、他の街に比べて青く見える
中野などは真っ白でとにかく眩しい印象があるが、ここはLEDでもそれほどの不快感はない
レンズはtakumarしか使わず 小さいのは気分がいい Rokkor-SIは大きく重いので散歩のリズムを乱す 持ち物がかさばるということは、単に疲労の問題というより、フットワークやリズムへの悪影響を意味すると最近考えている
7年前に撮った場所で同じように三脚を据えて写真を撮る
カメラは違うがレンズは同じtakumar だからといってどうということもないが
だいたい50枚くらい撮る
三脚ってやつはめんどくさい しかし使わざるを得ない
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